小さな小さな日々

精神障害2級 病と親と老いを気負わず発信していきたいです。

母の昔話 朝の焚き火

ことり

家族、私のブログに目を通してくださった方々、ありがとうございます。


今日は、母の昔話です。


冬の朝は冷えるものです。


学校へ出かける時は近所の子供たちと集まって登校します。


毎朝ではないのですが、このくらいの季節になると、朝に開拓に来た男の人たちが集まって、焚き火を囲んで、何やら話をしている事が時々あったそうです。


遅れて来る子を待っていると、大人たちが、寒いから、焚き火にあたれと誘います。


母や先に来た子供たちは、頬が温まって、真っ赤になるまで火に当たって体を温めました。

寒い中でとる暖はとても心地のよいものです。


学校へ行く時間が近づくと、大人たちが、焚き火の中から、ほどよく温まった石を拾い上げて、子供たちに持たせてくれます。

それをポケットに入れて、小さな温もりと共に学校に出かけたそうです。天然のカイロですね。


石なので、歩いて数十分の学校近くになると、もう冷めてしまいます。

石が冷たくなったら、ぽいと道の脇に捨てて、学校へと向かったそうです。


冬の朝のあたたかい、思い出です。