母の昔話 秋の七草
家族、私のブログに目を通してくださった方々、ありがとうございます。
今日は母の昔話です。
母が子供時代を過ごした、田舎の開拓地には、開拓されきっていない原野がまだまだ広がっていました。
そこには四季折々の野の花々が咲き、とても美しいところだったそうです。
秋も半ばになると、オミナエシやワレモコウ、キキョウやカワラナデシコなど、秋の七草がたくさん沢山咲いていたそうです。
お彼岸の頃になると、花好きの曽祖母について、野に入り、今ではとても贅沢に、たくさん、秋の七草を摘んで、家に持ち帰りました。
曽祖母が、子供の母から見ればずいぶんと大きな、花器に七草などを平らにいけるのだそうです。
曽祖母は生け花を仏様のおられる場所に見立てて、その上を仏様が座られるから、平らにいけないとだめだと母に話してくれたそうです。
開拓や開発が進み、やがては花いっぱいの原野も消えてしまったそうですが、花のあるうちは、曽祖母と花を摘んでは、家にいけたり、学校に持って行ったり、野の花と共に暮らしがありました。
今は遠くまで歩いていかないと、それも少しだけしか、秋の七草が見られません。
今年は体力的に無理でした…。



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